9月24日、打ち上げられた新型ミサイル「おいどん」。北朝鮮当局は、人工衛星の打ち上げ実験だと発表している。
UPDATE 2010/09/26
北朝鮮・平壌
国家体制の世代交代が進みつつある北朝鮮で、長距離弾道ミサイルも世代交代が行われようとしている模様だ。現行の「ノドン」「テポドン」に続く、完成間近といわれる新型ミサイルは、有効射程距離1万5000キロ、積載能力5トンと現行のテポドンを数倍上回る3段ロケットの大陸間弾道弾。懸念される大型の核弾頭も搭載可能であると言われている。
北朝鮮当局が新型ミサイルの開発を急いだのは、日米韓等の仮想敵国に対する「テポドン」の威嚇能力に陰りが見えると判断したため。この原因を北朝鮮秘密警察が慎重に調査分析した結果、「テポドン」の愛称が強そうに感じられないためという結論に達した。
そのため、新開発のミサイルには、その能力以上に近隣諸国を震え上がらせる抑止力のある愛称が求められていた。
打開策として、国家総動員で行われた公募では3000万件以上の名称が寄せられた。いずれ劣らぬ秀作ぞろいの中、「うどん」、「てんどん」「りんどりんどん」等、人気の高い有力候補が残ったが、どれも迫力に欠けるということで、男らしく破壊力の感じられる「おいどん」に決定した。
北朝鮮軍事筋は「敵対諸国は『おいどん』の名前を聞いただけで震え上がることだろう」と胸を張っている。
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