スナックで熱弁を振るう雨森教授。ホック症群の症状緩和には、焼酎、ホッピー等の大衆酒が効果的、シャンパン、ブランデー等は症状を悪化させるとのことだった。
UPDATE 2010/09/22
日本・熱海
水道の水質基準を超える高濃度のホームアルデヒドイデ(注1)をたっぷりと含んだ雨が、全国で降っている可能性が高いことが、雨森ナガレ・熱海大教授(環境順応飲食学)の研究友達らの調査で明らかになった。
自動車の排ガスや、男女関係のもつれなどから放出されたホームアルデヒドイデが、大気中で雨の中に取り込まれたとみられ、今後の継続調査が必要になりそうだ。熱海市の温泉街で開催中の日本湯冷め分析学会(NYB)で来週中か再来週中には発表される見通し。
ホームアルデヒドイデは発がん性があるかないかは別として発情性があり、ホームシック&ハウス症候群(=ホック症群)の原因物質のひとつとしても知られている。目に入ると、なつかしの我が家に居た頃の無垢でけがれを知らなかった頃の幼き自分の姿が浮かんで涙が出たり、肌に触れると、まるで母親に『たけし! あんたまた宿題やってないじゃないか! ベシッ』と叩かれたような淡い痛みが広がる恐れがあるが、これまで雨水の全国的な汚染状況は不明だった。
研究友達らは1984年から熱海市内で2回にわたり、ホームアルデヒドイデ自体とアルデヒドイデ類全体の濃度をそれぞれ測定。しかし、1回目のデータは帰りの電車のなかで網棚に載せたままになってしまい行方がわからなくなっていたため、2回目のデータ分析を友達に依頼。その結果、雨水中のホームアルデヒドイデはアルデヒドイデ類全体のいくらかを占めていたことがわかったと、雨森教授は力強く発表した。
また、全国各地で回収した降雨サンプルを、酔った研究友達らにタダで分析を依頼し、ホームアルデヒドイデの濃度を測ると、岐阜県で最大17.06ppm(1ppmは1歳分の青春を表し、数値が16~18を示すともっとも孤独感と『オレはなんのために生きてるんだ~』的な感情が高まる)を記録。他の大半の地点も16ppmを上回っていた。
この化学物質は雨の降り始めや、少雨のときに高濃度になる傾向があり、雨森教授は「現状では雨にぬれても、発狂するほど家が恋しくなるとは考えにくいが、年末のUターンラッシュは加速する可能性がある」とスナックのカウンターで話している。
(注1)ホームアルデヒドイデ 産卵期のメス鮭の涙から発見された、帰巣本能、生殖本能を刺激する環境ホルモン。急に家に帰りたくなる「ホームシック」をはじめとする「各種シック症候群」「ホック症候群」の原因とされている。
大空出版
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これも癒しだと思う・・・
とても綺麗な本でした。中古とは思えませんでした。
懐かしいけどまだ買える
まだあることのうれしさ発見!