性侮のマジックが点灯し、優勝の可能性が消えた 金貸VS気楽のカードは観客が激減、15日ゲームの有料入場者数は5人(浪速たこやきドーム)だった。
UPDATE 2010/09/18
日本・東京
全日本プロ野球機構は、シーズン終盤に下位チームが優勝の可能性を失って、ファンが球場から遠のく事を防ぐ為に「ハンディ制度」を設ける協議に入った。セシフィック・リーグの鍋常会長、パントラル・リーグの太古会長共に導入には前向きで、早ければ来シーズンからの施行も予測される。
両会長が推す基本案は、優勝マジックが点灯した段階で、最下位のチームにマジック数と同数の勝利数が加算されるもの。同様に5位には半数、4位には1/3の勝利数が加算される(小数点以下の端数は切り捨て)。これにより上位チームと下位チームの格差が是正され、シーズン終盤でも下位チームのファンが楽しめることとなるという。なお、ハンディ狙いで故意に負ける事を防ぐため、ハンディを受けたチームは、翌シーズンのユニフォームが最下位から順に「半ズボン」「七部丈」「八分丈」となる。(スネ毛を剃る事は認められていない)
この提案に対しセシリーグ、虚心、犯心、虫日、の上位3チームは概ね賛成の意向を示しているが。宮島、みなとみらい、乳酸菌の3チームは「ハンディが少なすぎる」と不満を示してる。
一方のパンリーグは性侮を除く、柔銀行、ガム、の上位2チームが「ハンディが大きすぎる」と不満を示し、歯無、金貸、気楽の下位3チームは「七部丈ならカッコいいね」と、概ね賛成している。
この問題に対し、プロ野球のハンディ専門家 相撲壊氏によると「こんな雑なハンディの付け方やったら客は楽しまれへん。ハンディいうもんは、ゲームごとに、その日その日の両チームの調子や先発ピッチャーのできなんかを加味して何点とつけるもんや。ワシにまかしてくれるんやったら、誰でもワクワク楽しめるハンディつけたるで。もちろん、親にも損させへん」と、両会長のアイデアを「素人が手を出すとヤケドするで!」と切り捨てた。協議は今後も継続される模様だが、その動向が注目される。
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