UPDATE 2010 09/09
アメリカ・ワシントン
現在アメリカでは、9.11のテロ事件現場となったグラウンド・ゼロ、ワールドトレードセンター跡地近くに建設予定のモスクをめぐる論争が高まっている。このモスク建設を容認するオバマ大統領の姿勢を見て、彼がイスラム教徒だと思っているアメリカ人は、24%にも達するという。この世論を受けて、ホワイトハウスは大統領の信仰する宗教を明かすことにした。
ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官は、8月20日朝の記者会見で「大統領はエイリアン信仰…、つまりジヌーの転生です」と発表した。
「オバマ大統領の魂の正体は、銀河連合の独裁者です。彼は7500万年前に数十億の彼に従わないエイリアンを反逆者として宇宙船で地球に連れてきました。そして地球上のありとあらゆる火山のまわりに彼らを積み上げて、核爆弾で皆殺しにしたのです。この宇宙史上最悪の虐殺事件から、わずか数人のエイリアンだけが生き残りました。これが地球人類の起源です」
あまりに衝撃的な発表に度肝を抜かれたホワイトハウス担当の記者団は、ギブズを質問攻めにした。
これに対しギブズは、「あいにく、みなさんの質問にはお答えできません。みなさんは『クリアー』ではないからです。クリアーの境地に達すれば、何でもお答えしますが、そのときまでは……何を聞いても理解できないでしょう(苦笑)。みなさんは心理学の悪影響を受けています。サイエントロジーの創始者L・ロン・ハバードの『ダイアネティックス』をお読みなさい。それがクリアーの境地に至る第一歩です」とだけ語って席を立った。
WWNのサイエントロジー教会関係者への極秘取材によると「オバマ大統領はエイリアン崇拝を信仰しているのは間違いありません。ただし、大統領が教会のメンバーかどうか、肯定も否定もできません。ただ私は、彼はジヌーでは無いと思っています。これ以上は話せません。秘密を漏らせば私だって惑星ジーバに送られ拷問を受けるかも知れませんから」と語った。
各新聞社の記者団は、ホワイトハウスから渡された資料を見て、かえって頭が混乱したようだ。サイエントロジーの教義によると、ジヌーは世界のあらゆる問題の元凶であり、それを解決できるのはジヌーのサイエントロジー技術だけだとされている。では、オバマは諸悪の元凶であると同時に救世主でもあるのか?
「つまり、オバマ大統領は、悪魔であり救世主なのです。そうとしか言えません」ギブズ報道官はそう断わったあと、現在オバマ大統領と、その家族は、同じサイエントロジストである、トム・クルーズ、ジョン・トラボルタ、カースティ・アレー達とともに、マーサズ・ヴィニヤード島でバケーションを楽しんでいると語った。
また、ギブス報道官は「ケネディ家のヨットで、サイエントロジー組織〈ザ・シー・オーグ〉の幹部会議を開く予定です」とは語ったが、その内容については何も語らなかった。
オバマ大統領の出生を検証する、バーサー運動の狂信的指導者、オーリー・タイズは、「ハワイにはオバマの出生証明がないのよ。やっぱり、あいつはエイリアンなのよ!」とコメントを発表している。このオーリーのヒステリックなコメントに対して、ギブズ報道官は、ため息をつきながら「実は5000万年前、オーリーとオバマ大統領は惑星ジーバで宿敵だったんです。オーリーはいまだに、その恨みを忘れていないようです…」と語った。
果たしてオバマ大統領はエイリアンの独裁者ジヌーなのか、WWNは今後も調査を続けるつもりだ。WWN主任研究員のDr.TAXIは、「彼の大便さえ手に入れば結論は直ぐに出るのだが…」と各方面に協力を呼びかけている。
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UFOにも種類がある