新生日本代表を率いるZAQ氏。その手腕は未知数だが人気と話題性は十分だ。
UPDATE 2010/09/08
日本・大阪
9月4日、サッカー日本代表はW杯南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦以来となるパラグアイ戦に1-0で勝利。幸先の良い船出を切った。この試合と7日に行われるグアテマラ戦の指揮を執るのは日本サッカー協会技術委員長の原博実氏(51)。「ヒロミジャパン」などとネットではいわれるが、その後の日本代表を指揮するのは、8月30日に就任が発表された、関西マルチメディアサービス株式会社が運営するケーブルインターネット接続サービスのキャラクターZAQ氏だ(7)。
謎の多いZAQ氏だが、生物学上の分類は「もののけ」。身長は90mm。体重は3グラムと発表されている。氏の世界トップレベルのスピード(160G)には定評が在るが、スロービデオで発覚したハンド等、反則行為も目立ち、日本代表を指揮するには疑問の声も上がっている。ただ女性子供の反響は抜群で、キャラクターグッズの売上げも好調。視聴率のアップも確実と見られている。
スポーツ紙各紙は新生サッカー日本代表の愛称として「ザックジャパン」をすでに使い始め、『週刊サッカーマガジン』も「ザックジャパン」を採用の方向にあるが、今回の監督就任について、「話題優先でサッカーを甘く見すぎている。協会は何を考えているのか?スピードだけのZAQでは世界に通用しない」と酷評している。
そんな「ザック監督」の初陣は10月8日に行われるアルゼンチンとの親善試合だ。賛否両論渦巻く監督就任だが、先ずはお手並みを拝見したい。
なお、ZAQ氏が所属する、関西マルチメディアサービス株式会社によると、「彼の名前は正確には『ざっくぅ』です。暖かく見守って頂ければ…」とのことだった。
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