UPDATE 2010 09/03
テキサス州・クローフォード
先週、ジョージ・W・ブッシュは、自分がゲイであることをカミングアウトして、家族や友人ばかりだけでなく、全てのアメリカ国民をビックリ仰天させた。
元大統領ジョージ・W・ブッシュは、回想録『決断の時点(Decision Points)』の10月の刊行を前に、クローフォードの大牧場の外で報道陣と歓談していた。その時に、いきなりカミングアウトは始まったのだ。
「今朝、目を覚まして、妻のローラに言ったんだ。ようやく自分がゲイだって気づいたってね。ぼくはゲイのテキサス人だったんだ。おかげで爽快な気分さ。ぼくは最高にハッピー!ゲイは最高だよ。あ?、なんて素敵なゲイ……」
この衝撃のニュースは、2005から2007年に共和党全国委員会の委員長を務めた、ケン・メールマンのカミングアウトの直後に出されたものだ。メールマンはアトランティック誌のマーク・アンビンダーとのインタビューのなかで、自分がゲイであることを告白した。
「43年かかって、僕はやっと自分がゲイであることを受け入れる事ができた」とメールマンは語っている。「誰でも何かを決断する時には踏まなければならないステップがあるものだ。私の場合、この数ヶ月間、家族や友人、昔や今の同僚たちに順に話してきた。みんな快く励ましてくれた。この過程のおかげで、人間として前よりもずっと健全になれた。もっと早くカミングアウトしていればよかったよ」
このカミングアウトを受けて、「ケンは合衆国のために大いに貢献してきたし、私の中で5本の指に入る、すばらしい友人でもある」とジョージ・W・ブッシュはただちにケン・メールマン支持を発表した。
消息通によると、支持コメントを打ち出した日の夜、ブッシュは大牧場に戻って、庭のベンチに腰を下ろし、夜通し瞑想にふけっていたそうだ。そして世が開ける頃、部屋に駆け込んで、驚くべき悟りをローラ夫人に語ったのだ。
「ぼくはゲイだよ、ローラ。さっき気づいたんだ。ぼくはゲイなんだよ!」
ローラ・ブッシュと2人の娘たちは、この父親の突然の倒錯した悟りに驚きを通り越してあきれかえった。
「あなた、気は確か?暑さか食あたりでおかしくなったんじゃないの?」ローラはジョージにたずねた。
「いや、違うんだ。このあいだのロデオショーで、チャンピオンのタイ・マレーのたくましい乗馬っぷりを見ていて、何か『キュン』と感じたんだ。メールマンのことがあってから、ずっと気になっていた何か。やっとその正体がわかった。ゲイのジョージ・ブッシュが、僕の中にいるんだよ」そう言うと部屋の中を17才の少女の様にはにかみながら顔を押さえて走り回ったのだ。
全国のゲイ・グループは複雑な気持ちでこのニュースを受け止めている。
「ジョージ・W・ブッシュがカミングアウトしたのは歓迎する。その決意は尊重するわ。でも、正直、地球上で一番無神経で極悪非道な男が、あたしたち、繊細なゲイの仲間とは、ちょっぴり悲しいわね。ほろ苦い知らせだわ」とゲイの地位向上活動家のテイラー・ジョーンズは語った。
ジョージ・W・ブッシュはカミングアウトを記念して、ピチピチの革ズボンを履くと、地元のゲイバー「ハッピー・テイルズ」に繰り込んで、早速大はしゃぎしていたという。
本紙は元ブッシュの上級顧問、カール・ローブにブッシュの激白の一件をたずねると「まあ、ブッシュは頭が混乱しているんだよ。『ゲイ』がどんなことかすら、わかっちゃいなんだろうね。彼は断じてゲイじゃないよ」と否定のコメントを出した。
ローブのコメントを聞くと、ジョージ・ブッシュは「そりゃ確かに、カールはベテランのゲイよ。だからって、そんなに上から目線で言う事はないと思わない?」と涙目で叫んだ。
もし気のあったブッシュとカールがゲイ同士なら、二人はお似合いのカップルだ。もしかして結婚する線も在るかもと思うが、どうだろう?
売り上げランキング: 16049
副音声もぜひ
仙台貨物最高!