UPDATE 2010/08/26
中国・甘粛省
8月7日、中国最大のパンダ保護区がある甘粛省で、ワイオミング大学の男女2人の動物学者が、半人半パンダという驚くべき生物の一群を発見した!
メグ・ルードン、ルーク・インペラーター両教授が発見、命名した「MANDA」である!
問題の生物は、体はジャイアントパンダで、顔と手足は人間だ。パンダは世界屈指の愛らしい動物とされる。優しく、かわいらしくて、穏やかな性格だからだ。ところが、ルードン教授が近づいていくと、マンダはグリズリーの様に襲いかかってきた。マンダの1匹が赤ちゃんを抱いていたのに、教授は気がつかなかったのだ。マンダの群れは、赤ちゃんマンダを守ろうとしただけだった。
このマンダは雄で、体重114キロ、体長2.1メートル。皮膚は白く、目は黒。ひげが生えている。
この直後中国の公安が駆けつけた。問題のマンダは、眠っている子を起こされたことで、相変わらず興奮していた。公安が射撃態勢を取ろうとすると、パンダの群れが襲ってきた。公安と教授達は一目散に逃げ出した。だが、その時、低い声が聞こえた。
「おれたちは平和を好む動物だ。そっとしておいてほしいだけなんだ」マンダはなまりのない北京語で話した。そして驚くべき事に、全く同じ内容を完璧な英語でくり返した。
「こちらに悪意はない。だが、攻撃されれば、こちらも身を守らざるをえない」マンダはそう言い終わると、動物学者たちを目がけて、山なりに小石を投げると「立ち去れ!」と再度警告した。
中国の公安はマンダがしゃべり終えないうちに、この知性あふれる珍獣を捕獲しようと駆け出した。
「よせ!」インペラーター教授はそうどなると、マンダの前に回り込んだ。そしてマンダの群れに向かって「逃げろ!」と叫んだ。マンダの群れは散り散りになったが公安は発砲を続けた。インペラーター教授は、マンダをかばう様に駈け出したものの、すぐさま公安に射殺された。全身に70発もの銃弾を受けていた。教授はマンダのために生命を捧げたのだ。
公安がインペラーター教授の遺体を収容する前に、マンダは教授の死体を抱きかかえ森の中に姿を消した。
メグ・ルードン教授は長時間にわたって中国公安の事情聴取を受けた。パンダ保護区でどんな活動をしていたのか、聞き出したかったのだ。マンダについて何かを知っていると予測してのことだった。
教授の供述は事実通り知らぬ存ぜぬの一点張りだったが、中国公安は信じようとせず、教授の身柄を人民軍に引き渡した。そして、軍は中国最強の尋問チームに教授の身柄を回し、コートも着せずにシベリアへ連れていったのだ。
このマンダは、中国の科学者が遺伝子操作で生み出した哺乳動物だとする者もいる。オバマ政権のジョン・ホールドレン科学長官は、マンダのことは以前にも聞いたことがある、とWWNに語った。
「中国が何十年にもわたって遺伝子操作動物の実験をしているのを我々は知っている。マンダがおとなしい動物でありさえすれば、別に問題はない。実は、米国でも独自の新生物の開発に取り組んでいるところなのだんだがね…」
その開発中の「新生物」の正体を聞かれると、ホールドレンはにやっと笑うばかりだった。度重なるWWNからの質問に対し「そのうちわかる。来年は山ほどサプライズがあるんだからね。そのヒントは……ウオッ!」そこまで言いかけたところで、ホールドレンはシークレットサービスに口を塞がれて会見場から連れ出されてしまった。
WWNはこのマンダの続報を入手するため、現在Dr.TAXIを中国に派遣中である。
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