UPDATE 2010/08/19
日本・東京
警察省は19日、70歳以上のドライバーに運転時の表示が求められる高齢運転者標識について、現行の「もみじマーク」を見直し、丸と三角をモチーフとした新たなデザインに変更すると発表した。今後、道路交通法施行規則を改正し、年内に導入する。もみじマークも当分の間、使用できる。
同庁によると、新しいデザインは神戸市のグラフィックデザイナー極楽往生さん(125)が考案したもので、丸と三角を組み合わせたデザイン。大きな肌色の丸い輪は「健康」と「豊かな知識」を現し、その上の三角は「寛容」「友愛」「経験」を示す。その丸と三角をつなぐ事で高齢者を現しているという。マークの愛称は、デザインした極楽さんに敬意を表し「ゴクラクマーク」と決定した。なお、受賞者の極楽さんは現在音信不通。
新しい高齢運転者標識は、公募で寄せられた12万3456点の中から選定。有識者による検討委員会がもみじマークを含めた5点に絞り、70歳以上の高齢ドライバーなどから意見を募った結果、「白い三角になぜか親しみが湧く」「思わず手を合わせた」などと支持する声が最も多かった。
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10年くらい前の本であるのに、今でも通じる部分が多い。自分が定年の時代にはどうなっているのか