UPDATE 2010/08/01
アリゾナ州・ピナ郡
全米を2分する大論議となっているアリゾナ州の新移民法。不法移民の取り締まりを強化したいアリゾナ州と、人権侵害だと考えるオバマ大統領が真っ向から対立している。連邦地裁による同法の主要部分の差し止めに対抗して、同州は控訴予定だ。業を煮やしたオバマ大統領の密命により、内務長官ケン・サラザールが、魚類野生動物庁に命じて、新移民法を撤廃させるための最終兵器として、謎の吸血動物、“チュパカブラ”をアリゾナ州ピマ郡のサワロ国立公園に放ったのだ。
サザール長官は、「政府は、州の移民法を自主的に撤回するように勧めているのだ。それができないなら、アリゾナの市町村や大型ホームセンターの駐車場に、さらに多くのチュパカブラを放つことになるだろう」とコメントした。
一方、チュパカブラが州内に放たれたと聞いて、アリゾナ州知事のジャン・ブルーワーは激怒している。
「やるなら、やってみなさい! アリゾナは半世紀にわたって、エイリアンやモンスターやミュータントを相手にしてきてるのよ。トークショーのホストのドン・アイマスが、ここに越してきてからは、特にそうだわ。アリゾナっ子は、簡単にUMAを怖がったりはしないのよ。ビッグフットを束にして送り込んできたってへっちゃらよ。絶対に負けないわ!」と徹底抗戦の意思を示した。
一方、ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官が、CNNのウルフ・ブリッツァーに語ったところでは、米国政府は「どんな手を使ってでも」、アリゾナの連中を米国移民法に従わせるという。しかし、フォックス・ニュースのメジャー・ギャレットが、アリゾナは現在のところ、既存の連邦移民法を完全に順守している、と指摘すると、報道官はこう叫んだ。
「チュパカブラ効果だ! チュパカブラ作戦は大成功だ!」
チュパカブラの存在は現在も多くの謎に包まれている。移民法の改正と同じように、根も葉もない都市伝説にすぎないと考えるものもいる。一方、目撃者の中には、小型のエイリアンか、恐竜の子孫と考えるものもいる。
また、尾のない吸血動物で、背中に羽が生えているとするものもいれば、ピューマのような動物で、蛇のような長い舌があると見るものもいる。実にバリエーションに飛んだ目撃談で、これでは実態はつかみようがない。
アリゾナ州当局は、住人たちに「チュパカブラとの接触を避けるように」と
忠告する。一方、連邦当局は、「大いに接触してペット化するように」と勧めている。こちらの見解も移民法同様正反対の態度を崩していない。
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しょぼしょぼしょぼしょぼ
これは凄い・・・
びっくりするくらい
全てが肩すかし
とんだ暴力刑事だわ!