UPDATE 2010/07/15
日本・銀座
今年3月、銀座に本店を構える高級洋菓子店に「爆窃団」と思われる窃盗団が侵入し、店にあった大量の砂糖とバターが盗まれた事件で警視庁は、事件当時、テレビのインタビューに答えていた人物を重要参考人として取り調べていることを明らかにした。
3月11日朝、銀座3丁目にある老舗洋菓子店『ア・マインダ』本店に出勤した店員が、店内の異常に気付き110番通報し事件が発覚した。
警察の調べによると、事件は3月10日の未明に発生。手口は極めて乱暴で、店の西側にあるビルとの隙間に入り外からビルの壁を壊して侵入するというやり口で、壁はア●パンマンのようなもので叩き壊された跡が残っていたという。警察では、犯行の規模から少なくとも3人以上のグループによる仕業ではないかと発表していた。
盗まれたのは、店の冷蔵庫に保管されていたフランス製エシレバター5㎏と、超高級砂糖、和三盆10㎏、それに新作モノの洋菓子に使われていたという最高級十勝産小豆を使用したアンコもタッパーごと盗まれていたという。金庫にあった売上金約220万円には一切、手が付けられておらず被害総額は13万2450円ほどだった。
銀座では数年前から同様の手口で貴金属店などに侵入する、いわゆる「爆窃団」の犯行が目立つが、今回の事件とは侵入の手口が似ているようで似ていないことから警察では「爆窃団としてはちょっとおかしい、お菓子だけにおかしい。これは別のグループによる犯行の線もある」とコメントしていた。
警察では、ビルの壁にあいた穴の付近に散らばっていたブロック片などと一緒に、壁を打ち破るのに使われたと思われるアンパンの欠片などの遺留品から犯人の特定を急いでいた。
さらにその後の捜査により今月の10日、事件発生当時、テレビのインタビューに「夜中の2時過ぎに、『ハヒフヘフ~!』という大声が聞こえ、その直後に壁が崩れるような音がした」などと答えていた住所不定無職の男性の言動が不自然すぎるという理由で重要参考人として取り調べを進めているという。
また、事件のあった3月10日が“砂糖の日”ということも捜査を進めるうえで重要な証拠になりうると発表している。
徳間書店
美女三姉妹の華麗な怪盗ぶり
名作ではあるものの。
懐かしくて
良いです。
第1巻