UPDATE 2010/07/09
中国・杭州
7月7日午後5時15分前後から約1時間、杭州から蕭山までの広い範囲でUFOが目撃された。この騒動のため、杭州蕭山国際空港が約1時間10分閉鎖され、着陸態勢に入ろうとしていた便が近隣の寧波や無錫の空港に緊急着陸することになった。蕭山国際空港の管制官によると「レーダーに巨大な飛行物体の影が映っていたが、目には何も見えなかった。危険と判断したので上空封鎖した」とのこと。
一方地元杭州のテレビ局には、生中継中に、「UFOを目撃した」という電話が殺到。一時騒然となった。杭州気象台の観測によると、「7日のその時間の杭州上空は快晴で、直前まで飛行機の離着陸も正常に行われていた。飛行機の見間違いの可能性は低い」と言っている。
中国のUFO問題に詳しいジャーナリスト戴世煜氏は、「中国では6月30日にも新疆ウイグル自治区で、大規模なUFO目撃騒動が起こったばかりです。今回は一般市民の目撃証言のみならず、レーダーへの映りこみや、気象データ、そして写真など、飛行機や気球、凧等との見間違いとは考えにくいものです」と異常性を指摘する。
ウィークリー・ワールド・ニュース・ジャパン主任研究員のDr.TAXIによると、「これはインビジブルと呼ばれる見えないUFOである可能性が高い。表面をプラズマ化することによって、ステルス化(不可視化)しているものと考えられています。ただし空気中に水分が多いとステルス度が低くなるため、この湿気の多い時期に発見されてしまったのではないでしょうか」と語る。この事件については中国最大のUFO研究団体、北京UFO研究会も鋭意調査中だという。続報を期待したい。
写真は毎日経済新聞
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