キュリオシティーが撮影した人型の発光体こそが火星人なのか?これは、生命の定義を覆す大発見となる可能性がある。
UPDATE 2014/10/27
アメリカ・ヒューストン
人類にとってもっとも実在が信じられて、親しまれてきたエイリアンは火星人だろう。その衝撃的な姿の最新画像をWWNが入手した。
1897年にはイギリスのSF作家のH・G・ウェルズが小説「宇宙戦争」で、火星人をタコのような姿で描き、それが世界中に浸透した。その後も火星人を描いた多くの小説や映画が世に出た。1997年の映画「マーズ・アタック!」で、巨大な脳を露出させたドクロというユーモラスな姿は記憶に新しい。
UFO研究家は「火星は太陽との距離や、大気の組成、地表などが、宇宙にある惑星の中では、もっとも地球に似ています。だから、昔から火星には生命体が存在するんじゃないかと期待されてきました。これまで火星探査機が多くのデータを収集してきています。大量の水が存在した可能性、微生物が存在した可能性、それらのデータが示す結果に、火星人がいるんじゃないかとの期待は高まる一方なのです」と指摘する。
火星探査機キュリオシティーが、生命らしきものや、生命の痕跡らしきもの、遺跡らしきもの、基地らしきもの、人面石、人型の像のようなもの、宇宙船らしきものなどなどの写真を大量に撮影し、地球に送信してきている。NASAはそれらを公開しているが、どれにもコメントを出していない。淡々と画像やデータを、ただ公開しているだけだ。
画像やデータだけ見ても、一般人には何だか分からない。しかし、専門家が見れば、生命の存在の可能性を示すと確信できるものだという。
「火星の石に含まれる水素などの比率を調べると、火星誕生から4億年の間に、多くの水が失われていったことが判明しています。どうやら、火星の水分のかなりが宇宙空間に放出されたとみられています。だから、火星探査機が撮影した火星の地表は、からからの岩石と砂だけなんです。ところが、現在も地下には1000万キロ平方メートルの氷が存在しているようです。水分があるということは、生命がいる可能性は十分あります」と前出UFO研究家。
しかし、残念ながら地下に眠るその生命は、微生物程度と考えられている。ところが、今回、WWNが入手したNASAの映像は、その考えを根底からひっくり返すものだ。キュリオシティーからの映像には、発光する人型のものが写っているのが分かるだろう。
あるエイリアンウォッチャーは「これまで火星上で、火星人が生活している痕跡が見つからなかったわけが分りました。だって、火星人は、SFの世界で描かれているような肉体を持たない宇宙人。つまり精神生命体だったわけですから。進化した生物は肉体を捨て、精神体というか、霊的な存在になるとされてきました。肉体がなければ、食事もせず、車にも乗らないから、エコで環境を全く破壊しない生活が可能です。というか、肉体を持たない理由は、火星という過酷な環境で生きるための進化だったのかもしれませんね」と語る。
火星は多くの水分を失った岩石の星。地球人のような炭素を主体とした炭素生物にとって、火星は〝死の惑星〟だ。今までは唯一、岩石だけの環境でも生物が存在するとすれば、ケイ素を主体としたケイ素生物の可能性が指摘されていた。しかし、今回、新たに肉体を持たない精神生命体が火星に存在している可能性が見出されたわけだ。
さて、新たなスタイルのエイリアンの登場は、我々の宇宙観どころか、生命の概念そのものを変えてしまうかもしれない。今後の観測データ続報に注目したい。