食器棚の奥から出てきた、エイリアン幼生らしき生物の骨。NASAが公開した画像の中に巨人エイリアンの大腿骨らしきものが写っていたのは偶然なのか?
UPDATE 2014/10/10
イギリス・ランカシャー州
イギリス・ランカシャー州で、改装中の台所の食器棚の下から、エイリアンの全身骨格が出てくるという信じられない事件が起こった。発見されたエイリアンの写真を見ると、まさにリドリー・スコット監督の大ヒットSFホラー映画「エイリアン」シリーズに出てくるエイリアンそのものに見える。
イギリス・ランカシャー州に住むケビン・レアさん(55)は、5年ぶりに台所を全面改修しようとしていた。配管工を呼び、食器棚を分解。棚をはずしたところ、このエイリアンの骨が出てきたというのだ。
「棚をはずしたら、奥に繭みたいなもんがあった。なにかの虫が巣を作ったのかと思って、繭を壊したら、この骨が出てきた。いったい、何の動物なのか、調べているが、さっぱり分からない。ただ、映画『エイリアン』のジョン・ハートの胸から出てきたエイリアンそっくりだ」と語る。
骨の全長は15センチほど。写真は撮ったものの、気持ち悪かったのですぐに捨ててしまったという。実物がないのは残念だ。写真を見た自然史博物館で生物鑑定を行っているスチュワート・ハイン博士や、エクセター大学生命環境科学部バイオサイエンス学部のエイミー・フェンサム博士は、エイリアンの正体がクマネズミである可能性を示すが、顔であろう部分の頭蓋骨の形状を見る限り、明らかに我々の知る普通のネズミの頭蓋骨の形状とは違うように思える。
一方、時を同じくしてエイリアンの骨が火星で発見されたニュースが、WWN編集部に飛び込んできた。NASAの火星探査車キュリオシティーが公開した画像が下記画像だ。これまでキュリオシティーが撮影してきた火星の表面の画像には、岩と砂しかなかった。しかし、この画像には、まるで何かの生物の大腿骨にしか見えないものが写っている。
アメリカの民間トップレベルのUFO研究組織の研究者は「これまで人面石の画像などはありましたが、あくまで人の顔のように見える岩でしかありませんでした。しかし、これは生物の大腿骨にしか見えません。火星に生命がいた証拠と言うか、まさに映画『エイリアン』に出てきた巨人エイリアンの太もも部分そのものに見えます」と語る。
エイリアンは今年5月に亡くなった画家でデザイナーのH・R・ギーガー氏のSF作品。設定でのエイリアンは昆虫型で、外骨格の生き物だ。
しかし、同研究者は「ギーガー氏のような一流のデザイナーが知力と想像力をたくましくして生み出したエイリアンは、無酸素空間で活動するのに非常に合理的なデザインです。収斂進化という現象があります。異なる生物でも、同じような環境で生きて、進化を続ければ、どんな生物かに関わらず、身体的特徴が似通った姿に進化する現象です。過酷な宇宙空間では、多くの生物がエイリアン型のフォルムに進化すると想定されます」と言う。
収斂進化の例を挙げれば、土の中でトンネルを掘って生活しているモグラとオケラ。哺乳類と昆虫という違いがあるが、手の形から、体内器官からそっくり。有袋類のフクロモモンガと、リス科のモモンガも、同じ哺乳類ながら、まったく別の系統。樹上生活して飛行するという生活で、外見がうり二つ。哺乳類のクジラが魚類のような形状になっているのと同じ理由だ。
「水分が一瞬で奪われるうえ、放射線が飛び交う宇宙空間では外骨格が有利。宇宙服を着ているようなイメージです。さらに無重力だと筋力はいらない。外骨格かつ内骨格という生物が合理的進化かもしれませんよ」(同)
今後キュリオシティー、エイリアンのほかの部分の骨の画像を送信してくる可能性もある。WWNは引き続き調査を続けるつもりだ。