ジェニファー・アニストンのブロンド&ブルーアイは偽物だった。本能むき出しの、やりたい放題男といえばマイク・タイソンに金正恩が代表格。そんな男の醜さを、神が不要な生き物と判断したのか…。
UPDATE 2014/05/15
イギリス・ケンブリッジ
天然のブロンド美人が200年以内に絶滅するという研究結果が出た。セックスシンボルの代名詞であるマリリン・モンローが、染色した偽ブロンドヘアだったことは有名な話。ハリウッド女優のニコール・キッドマンも染めてブロンドにしている。美を売り物にする大女優たちでさえ、本物のブロンドではなく染めているのが現実。それほど本物…というか、天然のブロンド美人は希少なのだ。
ドイツの科学者は「いま天然ブロンドは絶滅危惧種で、確率計算すると、2202年までに絶滅することになります」と指摘する。世界の人口は72億人だが、天然のブロンドはその中の1・8%以下でしかないのだという。
なぜなら、ブロンドは劣性遺伝だからだ。両親ともにブロンドであれば、その子供は100%ブロンド。しかし、親の片方がブロンドで、もう片方が他の毛色なら、その子供がブロンドになる確率は2分の1。両親ともに他の毛色でも、両方の親がブロンドの遺伝子を持っていれば、その子供がブロンドになる確率は4分の1となる。しかし、片方がブロンドの遺伝子をまったく持っていなければ、相手がブロンドであっても、子供がブロンドになる確率はゼロ。ブロンド同士で結婚を繰り返さなければ、ブロンド遺伝子が消えてしまうことになるのだ。
そんな危機的状況の中、天然ものを絶滅に追い込んでいるのが、ボトルド・ブロンド。つまり脱色、染色によるブロンドだという。
「ここで問題なのは、偽ブロンドの女性は魅力的だということなんです。わざわざ髪を染色するような女性はファッショナブルで、化粧や身なりに気を使う魅力的な女性なんです。だから、天然ブロンド男性は、化粧っ気のない天然ブロンド女性より、偽ブロンド女性を結婚相手に選んでしまうケースが多く、本物のブロンド女性がますますが減っているんです。簡単に言えば、ジェニファー・アニストンみたいな女性が、天然ブロンドを絶滅に追い込んでいるんです」と先の科学者。
ジェニファー・アニストンといえば、脱色によるブロンドと、カラーコンタクトによる青い瞳が有名だ。そのような偽ブロンド美女が、天然ブロンド男性と結婚し子を作り、ますます天然ブロンドが減少し続ける事態になっている。
さらに驚くことに、男性という性別自体が絶滅するという研究も出ている。既に一部の科学者は、「男性」を「絶滅危惧種」に登録し保護するべきだと警鐘を鳴らしている。
イギリスのケンブリッジ大学の女性科学者、ジェナ•グッドマン教授は「人間の雄は、今世紀末までに確実に絶滅に向かっている。女性と男性の遺伝子の生存競争で、男性が負けたということです。男性はもはや遺伝子プールの中で生き残ることができなくなることを意味しています」と主張している。
グッドマン教授は、男性の性染色体であるY性染色体の脆弱性を指摘する。ご存知のとおり、性染色体は、女性がXXで、男性がXY。
X染色体には、1100個近くの遺伝子が含まれている。しかも女性はXを2つも持っている。一方、Y染色体は初め約1400個の遺伝子を含んでいたが、数億年かけて、約80個の遺伝子を残すのみとなり、他の1120個あまりの遺伝子はなくなってしまった。時代を経るに伴い、Y染色体は退化しているのだ。
その結果、X染色体の大きさは、Y染色体に比べて、非常に大きい。しかも、X染色体には生命活動に必要な遺伝子を多く含むが、Y染色体には生命活動に必須な遺伝子は存在しない。そのため、女性は病気や遺伝病に強く、男性は弱いのだ。
「X染色体を2本持つ女性は、1本のX染色体に異常があっても、もう一方が補うので、異常が発現しにくい。逆に男性はX染色体を1本しか持たないので、それに異常があると疾患として発現してしまう。Y染色体は突然変異で遺伝子という中身がなくなったりしても、補うことができない。人類全体で確率計算すると、Y染色体は20年ごとに遺伝子を失って、ますますジャンク化していっているのです」とグッドマン教授。
Y染色体がなくなる、つまり男性がいなくなるとどうなるのか。人類が絶滅するのか。世界の科学者たちは、人工精子から受精させる方法などが検討しているという。また、自然界を見ると、人間より世代交代が早いトカゲやネズミの一部には、すでにY染色体がないものもいるという。その場合、メスはXXで、オスはXが1個だけなのだという。果たして複雑な生命体である人間もトカゲやネズミのようにX1個だけで男性として機能を保つことができるのだろうか。