ついに大阪のオバチャンが世界に認められた。あの独特のファッション感覚と言動は世界でも例を見ないアグレッシブなものということか。
UPDATE 2013/05/08
日本・東京
富士山に続き、世界に例をみない日本固有の文化財として「大阪のオバチャン」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)に、条件付き登録の検討に入っていることが分かった。時代を超えて地域平和を守り、独自の文化を守り続けてきた大阪のオバチャン達は、「それって、私らもお金ぎょうさんもらえるんやろか?」と喜んでいた。
一方、大阪の一部として世界遺産認定を切望していた尼崎市のオバチャンは、電話番号だけは06と大阪扱いだが、所在は兵庫県であるなど、玉虫色のうやむやさがマイナスポイントとなり除外、悲願達成とはならなかった。
認定の決め手となったのは、大阪のオバチャン達が古代より伝統的に着用する、世界的に例をみない獣衣(アニマルプリント)と、紫色に染めた髪等の独自性。今日に伝わる古代より数々の武勇伝に在った。
その中でも特にイコモスが絶賛したのが、古代灘波宮時代に大阪のオバチャン達が街を救ったという伝説だ。
当時、日本各地で、鬼烈(オレ)、又は鬼烈鬼烈(オレオレ)と呼ばれる卑劣な盗賊集団が猛威を振るっていた。その手口は、戦で男たちが留守の間に、無力な老人女子供を相手に略奪を繰り返すという卑劣なもの。
しかし、無敵の勢力を誇った鬼烈達が、現在の大阪周辺に狙いを定め襲いかかった時、虎や豹の毛皮をまとい、髪を紫に染めた獰猛なオバチャンたちに囲まれ、成す術も無く撃退され壊滅状態に陥ったのだという。
その猛攻ぶりは凄まじく、「助けて」と逃げ回る鬼烈達を、「なにいうとんじゃワレ!」と大声で追い回し、ふとんタタキ棒で容赦なく袋だたきにしたという。
かろうじて逃げ延びた鬼烈が「なにいう…ワレ!」と大声で襲い来るオバチャン集団の恐怖を仲間に伝えるうち、「なにワレ!」…「なにわ」となり、大阪を「浪速」と呼び恐れる様になったという。
一方幸運にも降伏が認められ奴隷となった若い労働力になりそうな鬼烈達には、「飴茶」と呼ばれる甘い丸薬が与えられ、飼いならされて行ったという。
1600年を経た今でも、大阪のオバチャン達は古来の伝統に従い、虎や豹などのケモノ柄のシャツを着用し不良少年を恫喝圧倒し、飴ちゃんで懐柔している。この現代に続く無敵のアマゾネス伝説は、まさに世界遺産登録に相応しい。富士山と並び世界に賞賛されるのも当然だろう。ぜひ今後も永く、その伝統を伝承して欲しいものだ。
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