群れ成して高知沖を目指すシーラカンス。餌には新鮮なアンモナイトが必須といわれたいたが、疑似餌にも反応することが分かり、一気に捕獲が楽になった!?
UPDATE 2013/1/7
高知県・室戸
今年の夏は、新鮮なシーラカンスが食べ放題になるかもしれない!?地球温暖化の影響は、時にプラスの出来事も起こしてしまうようだ。太古の恐竜時代、地球の平均気温は40度にも迫るほどだったという。近年の地球温暖化を恐竜達が知れば、狂喜乱舞して喜ぶに違いない。
いや実際に温暖化を喜んでいる恐竜世代の生物がいる。それは生きた化石と呼ばれる“シーラカンス”たちだ!8000万年前に絶滅したと思われていたシーラカンスだが、現在アフリカ東岸や西インド洋のコモロ島、そしてインドネシアのスラウェシ島の深海で生息していることが発見されている。
そのインドネシアから日本列島の南側をなめる様に北上しているのが、海のハイウェイと呼ばれる海流、黒潮だ。温暖化が進めば、この暖かく餌の豊富な黒潮にのってシーラカンスが大挙北上してくるのは当然の自然の摂理だ。
成魚になると180cm程になる大型魚のシーラカンスが、手頃な餌としてカツオの群れを追いかけてくることは想像に難く無い。そうなると、シーラカンスの釣りスポットはカツオの好漁場で知られる高知沖になるだろう。カツオの一本釣りで知られる腕利きの漁師達に豪快に釣り上げられる無数のシーラカンスの姿を目にする様になるのは間違いない。新鮮なシラ刺しやシラ鍋が高知の新たな名物となって街おこしに貢献するハズだ!
唯一気になるのは、シーラカンスの好漁場でしられるアフリカ・コモロ諸島では、シーラカンスをゴンペッサ(喰えない魚)と呼んでいるとところ。何とか日本料理の奥深さで新たな新境地を開拓して欲しいものだ。
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