空を覆い尽くすようにして降り注いだという200万台ものiPhone5!それだけあるなら1台くらい日本に降ってきても良いと思うが…。
UPDATE 2012/09/21
シンガポール共和国・シンガポール
9月21日未明、シンガポール北部の農村に200万台以上ものアップル社製の新型スマートフォン、iPhone5が空から降り注ぐという珍現象が起こった。前モデルより2割近く薄型軽量化されたとはいえ、112gもの重量物が天から降ってくれば凶器と化する。人々はあわてて頭を抱えて逃げ惑う大騒ぎとなった。しかし次の瞬間、天から降ってきたのがiPhone5だと気づくと、我先に拾い始め、先程の数十倍の大騒ぎとなったという。
最終的にiPhone5は同村に1m以上も積もったという。しかし、新型の充電ケーブルが降ってこなかったため、ケーブルを求める人々がAppleストアの店頭に大挙並んだが在庫がほとんど無く、一時店頭は騒然となったという。
ところで、同地区にあり得ない異物が降り注いだのは初めてではない。1861年にナマズが大量に降るという怪事件が起こっているが、150年を経て起きた珍現象に住民は大喜びしながらも、首をかしげている。
日本でも2009年頃「オタマジャクシが空から降る」現象が起こって世間を賑わせているが、これらは「ファフロツキーズ現象」と呼ばれ、モーゼの時代から歴史上度々記録されている有名な現象だ。
その原因には諸説が提唱されているが、どれも疑問を完全に解明しているとはいえない。今回のシンガポールの農村に降ったiPhone5も、中国深圳で起こった竜巻により現地のiPhone製造工場から巻き上げられた完成在庫品が同地に降り注いだという説、サムスンがiPhone5の価格暴落を狙って空からヘリコプターで無料散布したという説など、諸説がささやかれている。
今回の現象が世界中のアップルファンの羨望を集めているのは、これら天からの贈り物のiPhone5がシンガポール向けのモデルらしくSIMフリーであることだ。つまりこのiPhone5は世界中どこの国の携帯会社のカードでも使えるボーダレスモデルだということだ。
一方、この事件以来「わが街にもiPhone5が降ってこないだろうか?」と、世界の人々が空を見上げるため、各地で交通渋滞や事故が続発しているという。
日本でも「おたまじゃくし」なんてチンケなものでは無く、ドカンと大量にiPhone5が降ってこないものかと、WWNが気象庁に問い合わせたところ、「当分日本国内ではiPhone5が空から降りそうな予兆は無い」ということだった。実に残念だが、日本では今のところ自分で予約するしか、iPhone5を手に入れる方法は無さそうである。
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