7億の中国人民がテレビで見つめる前に現れた超高速UFO!ジーバ星人の花火見学ツアーである可能性が高い!?
UPDATE 2012/07/05
甘粛省・酒泉市
先月16日、中国は女性1人を含む3人乗りの宇宙船「神舟9号」の打ち上げに成功、同24日に宇宙実験機「天宮1号」との手動ドッキング実験に成功した。
これは中国の宇宙開発技術が長期宇宙滞在に向けて大きく前進している事を国内外に向けて広くアピールすることになった。この事実は中国人民を大きく喜ばせたが、それ以上に喜ばせる事件が起こっていたようだ。
中国初の女性宇宙飛行士、初のドッキング実験など、国中から注目されていた今回の神舟9号打ち上げは、その一部始終が中国中央テレビによって中国全土に生中継されていた。その生放送の最中に、事件は起きた!
ロケットの打ち上げ開始から4分11秒後、中継の画面に映し出された上昇するロケットと反対方向から、右から左に画面を猛スピード横切る発光物体がはっきりと映ったのだ!
地球上で最も速い乗物であるハズの宇宙ロケットを遥かに上回るスピートで飛ぶ事が出来る物体とは…。
この国家的偉業の生中継は視聴率50%以上。つまり7億人以上の中国人が、この現象を目撃した事となる。この超高速飛行物体は、たちまち中国全土に大反響を与える事となった。ネット上にかき込まれた見解は、事件後1日で1000万件、1週間で3億を超え、未だに鎮静する気配がない。
「UFOだ!間違いない!」
「アメリカのスパイ衛星じゃないの?」
「ちょうどロケットのフェアリングが分離された時間だから、その部品では?」
「UFOだよ、画像を拡大すると窓から宇宙人の顔が見えた!」
「鳥だよ鳥、鷹なら信じられない高さまで舞い上がるからね」
「宇宙人が中国の優れた宇宙開発技術を視察に来たにちがいない」
と、様々な意見が飛び交じっている。
国民の半数が目撃したとなると専門家も動かざるを得ない。中国のUFO研究の頂点である、北京UFO研究会会長・北京天文館館長の朱進氏は「まず、映し出されたロケットの打ち上げ開始からの時間を計算すると、すでにフェアリングは分離されていたことになります。実際、問題の映像以前にフェアリングが分離された映像が確認されています。ということは、問題の場面でロケットはすでに大気圏を突破していたことになります。つまり真空の宇宙空間ですから、謎の物体に鳥や飛行機の可能性はありません。その物体がロケットの前方から現れたことから、ロケットから切り離された部品等とも考えられません。そもそも、神舟ロケットを遥かに超越したスピードを出せる飛行物体など、地球上に存在しません」と語った。
中国科学技術の最高峰でも分析不可能。地球上の飛行物体では不可能な超絶スピードとなると、UFOである可能性は、ほぼ100%確実だ!
中国の宇宙開発事情に詳しいジャーナリスト戴世煜氏は「実は、今回の『神舟九号』の前に打ち上げられた『神州七号』の打ち上げ成功は、アメリカの月面着陸のように、本当に打ち上げが実施成功したかどうかの疑惑が、ホットな話題になっていたんです。打ち上げ中継時の映像でも、激しいGのかかる船内にいるはずの宇宙飛行士が、ただ無表情に体育座りしていたことや、強烈な振動に見舞われるはずなのに、全く揺れているような感じがしませんでした。今回の打ち上げでは、そんな疑惑を吹き飛ばす為に、あらゆる方向からカメラで追い続けたのでUFOを捉える事ができたのでしょう。おかげでUFOの祝福シーンが撮影されるなんて嬉しい副産物ですね」と語る。
しかし、WWN主任研究員のDr.TAXIはUFOの祝福説には懐疑的だ。
「全宇宙的にメイド・イン・チャイナ製品に対する不安は根強いですからね。例えば中国では4人に一人が自宅でテレビの爆発を経験しているといいます。爆発物をリビングに置いて平気で生活する彼らの勇気は賞賛に値します。しかし、そんな危険物が宇宙にバラまかれてはたまりません。特に中国のロケットの爆発のド派手さは『宇宙最高の花火』と定評が在りますからね。今回もカメラに捉えられたUFOの形とスピードから、ハデな爆発を期待したジーバ星人の中華ロケット見学ツアーである可能性が高いですね」と語っている。
ジーバ星人達の期待もむなしく、残念ながら今回は不発に終わってしまった中国のロケット花火(苦笑)もし彼らの期待に本気で応えたいなら、次はテレビを打ち上げてみるのはどうだろう?4台まとめて打ち上げれば、少なくとも1台は爆発する計算になるのだから。