中国人が12億人もいる理由はエイリアンの子孫だから!?と語る研究者。ということは、エイリアンは皆多産系ということか。
UPDATE 2011/08/22
中国・北京
今中国で、アメリカの「ナショナルジオグラフィック」が、大注目を集めている。その理由は、同チャンネルで放映された人類の起源に関する番組。番組中、地球上の生命体と宇宙人の関連性を分析した結果、中国人こそが宇宙人の子孫との結論を導いたことによる。
番組は冒頭で、今も謎のままのピラミットや、ナスカの地上絵などを分析し、そのような巨大な建造物の製造はエイリアンの仕業としか考えられないと論じた後、エイリアンが地球に訪ねてきた原因にふれた。
「エイリアンが遥々地球にまでやってくる原因は他でもなく、ゴールド(黄金)だ。もちろん彼らは自ら黄金を採掘することなどしない。なぜかというと、地球上に彼らの奴隷がいるからだ。ただ、その奴隷たちは元々地球上に存在した生命体ではなく、宇宙人が自分のDNAを地球原生の生命体と混合させて作り出したもの。これが人類の起源だろう。エイリアン達は自ら作り出した人類に働かせるだけでなく、農耕や科学などの知識も伝授した。そして、その最古の奴隷こそが、地球上最も古い人類である中国人だ!」
まさに驚きの結果だ!しかし番組では、その結論の根拠を、「中国で発見されている宇宙人遺物は、そのほとんどが中国政府によって封印されているが、公表されている物だけでも実に驚くべき発見がある。例えば、チベットで見つかった石盤だ。その石盤には、1万2千年前にチベットで墜落したUFOと一緒にやってきたエイリアンの活動履歴が記されている。彼らはチベットでも人類の祖先、今でもチベットに生存しているドロパ族を作り、そのコピーを世界各地に運んだのだ」と述べている。
そして、エイリアンによる人類創造の決定的な証拠として「なぜ中国には12億(実際は14億以上といわれている)もの人もいるのだと思うかね?それは地球での繁殖歴が一番長いからだ」と自信満々に語っている。
実は中国では、直接ナショナルジオグラフィックのようなアメリカのテレビ番組が放送されることはない。しかし、そのショッキングな内容からが、ネット上で動画がアップされてから、わずか1日で全中国で100万回以上のアクセス数を記録している。
WWN取材班がこの番組を見た中国ネットユーザーに意見を聞いたところ、様々なコメントが寄せられて来た。
「アメリカ人め、中国人をバカにするな。我々中華民族がエイリアンの奴隷の末裔なんて、まったくのデタラメだ!」
「中華民族が炎黄(中国神話の炎帝と黄帝)子孫だ!エイリアンが作った人形なんかじゃない!」
「中国政府がエイリアンの情報を隠しているのは本当?それなら早く公開してほしい。内緒だけど、実は私、UFO見たことあるよ。ウフフ」
「あの傲慢なアメリカも少しは成長した中国を認めてくれたようだな。そうだ、中国こそ地球文明の発祥地なのだ。アメリカも日本も、もっと我が国を敬え!」
この番組について、中国のUFO問題に詳しいジャーナリスト戴世煜氏は「確かに番組に登場したドロパ族は、中国境内の少数民族でありながら、中国語とはまったく異なる言語や文字を使用しています。それは、太古地球上に存在していた象形文字の一種と言われています。もし番組で紹介されていた石盤の文字がドロパ文字であれば、彼らは宇宙人が作り出した最古の人類と考えられるかもしれませんね。ともかく、これでまた中国でエイリアンブームが起こるのは間違いないでしょうね」と語っている。
既にその軍事力は世界2位と言われている中国。もしその科学力の源がエイリアンの物だとすればトンデモなく恐ろしい話(苦笑)。ご先祖様であるエイリアン達のDNAが平和的なものであることを祈るばかりだ。