世紀の大トレードが成立間近だという!針のムシロの両雄だが、捨てる神あれば拾う神在り。適材適所で本領発揮となるかもしれない。
UPDATE 2011/06/24
日本・東京
支持率低迷が深刻な民主党と、成績低迷で頭を悩ませる阪神タイガースとの間で、水面下に菅総理+鳩山前総理と、真弓監督という2対1の大型トレードの調整が進んでいる事がわかった。両者とも、もはや中途半端な改革では早急なV字回復はむずかしい。思い切ったトップの交代でしか、早急かつ劇的な改善方法は無いとと判断した模様だ。先週都内某所の料亭で、小沢一郎元民主党代表と、坂井信也阪神タイガース新オーナーが会談するする姿が在った。その会談内容は、両者の置かれた立場を考えれば、推して知るべしというところだろう。
しかし、元芸能人やフリーターでも簡単に務まる政治家はともかくとして、高度な知識や経験を要するプロ野球の監督に、野球経験が無い菅総理や鳩山前総理に務まるのか、甚だ疑問ではある。
この点に関し在阪のスポーツ記者は、大きな問題は無い!と解説する。
「タイガースに必要なのは勝利ではありまへん。勝利至上主義のナベツネ巨人野球とは違います。勝っても負けても楽しめるエンターテインメント性が大切ですねん。その点、菅総理は失言や思いつきの失敗が多く、ツッコミどころ満載でファンを十二分楽しませてくれること間違い無し。勝っても負けても後味の悪い真弓野球と違い、成績はともかく人気のV字回復は間違いありません。在阪のタイガース系スポーツ紙にとっても『菅アカン!地獄のお遍路野球、八十八連敗!?』『菅監督カンカン!原監督に大連立持ちかけ門前払い!?』『菅阪神、ついに消費税並み勝率5%!?』など見出しに事欠きまへん。今から腕が鳴ります」と待望論をとなえる。
一方、永年歴代総理の番記者をつとめる読捨新聞の鯖ノ目上空氏も、真弓監督の政治家としての資質を高く評価している。
「日本は、中途半端にタイガースをクビになった江本ですら国会議員になれる国なんです。監督までつとめた真弓なら総理まで登り詰めるのは簡単でしょう。しかもあのルックスは中年以上の女性の票をワシづかみにする、超強力な集票マシンとなるハズです。負けても他人事のように平然としている面の皮の厚さも政治家向きです。トレード成立に期待が高まるのは、小沢元代表に、元五輪金メダリスト谷亮子を政治家へ転身させた実績もあり、スポーツマンを政治家に変えるのは得意技であること。今回も真弓監督に強力なアプローチを繰り返しているものと思われます。何より小沢氏には、このトレードを成立させ実力健在ぶりをアピールし、目の上のコブで在る、菅、鳩山の両氏を追い出し、党内の影響力を高めるという一石二鳥の狙いもあるハズです」と小沢氏と民主党のメリットを鋭く分析する。
話を聞く限り、さすがは小沢マジックという感じだろうか!現在のところ、この夢のトレードが成立するかどうかは五分五分というところだが、両者にとって互いに大きなメリットがあり、拒む理由は少ないと思われる。今後の成り行きを見守りたい。
幻冬舎
売り上げランキング: 112488