政府がウルトラクールビズ推進用に販売中のTシャツ。真夏にエアコン設定30度となれば、草なぎさんでなくても、そう叫びたくなるのは納得だ。
UPDATE 2011/05/30
日本・東京
環境省は13日、今夏の節電と猛暑対策のために、Tシャツにジーンズ、サンダル姿での勤務を認める「スーパークールビズ」を6月から始めると正式発表した。しかし、夏場の電力不足対策に頭を悩ませる菅首相は、Tシャツやサンダル程度では予測される今年の猛暑を乗り切るには不十分、節電を進める為にも、もっと思い切った対策が必要と考えているようだ。
菅首相の提唱する一歩先を行くクールビズは「ウルトラクールビズ」と呼ばれ野外露出マニアの間で大きな注目を集めている。
首相の唱える草案では、各官庁の職員は、勤務中下着を着用していれば素足でもOKとされ、6月1日08月31日までの夏期の公園では、避暑のため全裸になっても公然わいせつの罪に問われない。何より、警官も公園では全裸でのパトロールが義務づけられるというもの。
第二次補正予算の早期成立をはじめ、首相には考えねばならない事案法案が山積のはずだが、どうせ通らない法案に頭を使うより“ただ脱ぐだけ”のクールビズなら今すぐ実現可能と考えたようだ。
WWNのインタビューに対し「キャミソールだの見せブラだの腰パンだのと、既に街には裸同然の下着姿で歩く若者であふれている。我々団塊の世代も大いに見習うべきだ!」と首相は力強くコメントした。
この菅首相の名案に対し元総務大臣の鳩山邦夫議員は、「露出とくれば、ぜひ実績のあるSMAPメンバーの草なぎ剛さんを!彼がウルトラクールビズ大使として最適ではないか!」と早速推薦の弁をのべている。
幸い、草なぎさんは7月24日をもって地デジ推進大使の任期満了する予定。任期中に大いに波紋を呼んだ「裸だったら何が悪い」の名言どおり、元々クールビズ賛成論者と見られ、大使就任への障害は少ないと思われる。
現在既に製作中とされるウルトラクールビズ推進CMでは、全裸の菅首相が「クールビズしてますか!?」と爽やかな笑顔で国民に呼びかける構成になっているという。裸一貫、体当たりで国民に自論をうったえる菅首相の支持率が、どこまで回復するかが注目されるところだ。