やはりケネディ大統領はUFO問題について知りすぎたから暗殺されたのだろうか!?レポートの日付によると、極秘資料の閲覧後、公開を指示して間もなく暗殺されたことになる。
UPDATE 2011/05/07
アメリカ・ワシントン,DC
ジョン・F・ケネディ元大統領は、やはり何かを知りすぎた為に暗殺されたのかもしれない。CIAのXファイルチームは、ケネディ大統領がUFO関連のファイルを世界に公開しようとしたために、暗殺された可能性があることを証明する2つの書類の存在を明らかにした。
ケネディ大統領が暗殺される直前にCIA長官宛てに書いた赤裸々な直筆手紙によると、大統領は暗殺される前の10日間に、UFO関連の政府最重要機密文書の閲覧を要求し、側近の猛反対を振り切り閲覧している。
1963年11月12日、ケネディ大統領はCIAに、自身が閲覧した現代の科学で解明できない国家機密扱いのUFO現象情報を、即座に世界へ公開するよう命じた。この大統領命令に関する二つの書類のうちの一つが、前述の機密手紙である。
公開された二つ目の書類は、ケネディ大統領を暗殺したのは、UFOおよび異星人の存在を隠ぺいを望む、アメリカ政府を越える巨大な意思、MJ-12(マジェスティック12)だと判明された旨の報告書である。同時にその報告書には、1963年11月22日、ディリープラザの上で目撃されたUFOについても述べられている。
作家のウィリアム・レスター氏は、自身の新刊著書「自由を祝して~JFKとニューフロンティア政策~」のリサーチ過程で、CIAはケネディ大統領に情報公開要求されてから50年後になって、やっと情報公開法の下でその機密文書を公開しはじめたと記している。
ケネディ大統領が暗殺される直前にUFO問題に重大に関わっていたことは、彼の暗殺に関する諸説を裏付けることになった。CIAは、当時ケネディ大統領がMJ-12の意志に反してUFOのファイル公開を強行するのではないかと、非常に危機を感じていたという説だ。
CIAがレスター氏に公開した最新文書によると、大統領は暗殺され、アメリカ政府はUFOについての真実を明かすのを中止せざるを得なかったという。情報公開法の下で公開された機密レポートの一つに、大統領が、UFOファイルの公開を求めたCIA長官への手紙がある。
ケネディ大統領は、NASAの監督官に送った二つ目のレポートで、旧ソ連と相互宇宙活動協力と、地球に飛来したエイリアンの共同調査研究を行いたいとの願望を表している。
これらの機密扱いされていた文書は、ウィリアム・レスター氏の新刊本に記されている。レスター氏は、ケネディ大統領のこれらUFOへの重大な関心が、旧ソ連との友好関係に水を差したのかもしれないと語っている。
暗殺される10日前、ケネディはCIAにUFOファイル入手を要求する手紙を書いた。これは機密扱いを受けていない、CIA公開の第二のメモに残っている。
大統領の関心の一つは、ソ連で多数のUFOが目撃されていることだった。ソ連が、UFOをアメリカの新兵器による偵察だと誤解している可能性について、ケネディは強い懸念を示していた。UFOは我々アメリカの技術の一部であると信じていながら、である。
レスター氏は「私は、ジョン・F・ケネディがなぜこの情報を入手したがっていたのか、なぜNASAの管轄から逃れたがっていたかの理由を探していました。その一つが、この手紙の内容なのです。ケネディはソ連に『UFOは我々アメリカの秘密兵器ではない。我々アメリカ人がソ連上空を侵犯したのではない。ましてや我々アメリカ人が、UFOを差し向けたのではない』といいたかったハズです」と語った。
陰謀論者の間で、その核心部分を記した文書は焼き捨てられ証拠隠滅された“焼失メモ”と呼ばれ、常に存在が論議の的になっていました。ところが、CIAのXファイルチームは1990年代に、この焼失メモを手に入れたと証言している。
文書中の塗りつぶされた記号を見れば、これが匿名のCIA情報提供者が、1999年にUFOハンターのティモシー・コッパーに郵送したものであるというのが判る。しかしこれにはメモを裏付ける決定的な証拠なかった。
この焼失メモによれば、CIA長官は申し立てられたことに従って、「ランサー(ケネディ大統領を現すシークレットサービス用の暗号コードネーム)は、我々の秘匿活動に関して問い合わせてきた」との旨の手紙を記している。
また文書とともに送られてきたノートによれば、情報提供者はこう語っている。
「自分は1960年から1974年の間CIAに勤めたていた。そして政府機関が国家機密に関わる最も重要なファイルをいくつか焼却処分したとき、火の中からそのレポートを取り出したのです」
日付のないメモには、ランサーについての言及をも含んでいる。最初のページで、CIA局長はこう記している。
「ランサーは、CIAの不認可活動に対して幾つか問い合わせてきた。10月前までにレポートを提出するようにいわれている。この問題は、MJ-12に不利益を与えてしまう恐れがある」
2001年にティモシークーパー氏から買い取った、焼失メモの現在の所有者はAOLニュースに「JFKがMJ-12の意志に反してUFOについて質問した時、CIAは彼の暗殺計画を準備し始めた」いうことを語っている。
元CIAのUFOの調査員、ロバート・ウッド氏は、この焼失メモについて「私は鑑識会社に依頼し、法廷で使うのと同じ技術を用いて調査した。その結果、紙に刻まれたインクの年代、透かし模様、フォントの形、そしてその他の印から、ホンモノだと査定した」と語った。
先日ビンラディンを殺害したアメリカ最強の海軍特殊部隊SEALsは、1962年にケネディ大統領の命令で結成されている。当時、ケネディ大統領が不信感の深まったCIAやFBIに見切りをつけ、自身の出身である海軍から選抜して特殊工作部隊を作ったのは納得のいく話だ。しかしその最強部隊ですら、MJ-12の攻撃から大統領を守れなかったのだが…。
以来SEALsは政府や議会の意思ではなく、大統領の直命で活動する実行部隊として、国内外のあらゆる対テロ戦に投入されている。
国家レベルの利害がからむと身内すら信用できない。そんなアメリカ最大の疑惑であるUFO隠蔽問題。事件後50年を越えてなお真意がつかめないケネディ大統領とともに、真実に到達するには、もう少し時間がかかりそうだ。
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