緊急来日したロン・バード、彼の目には一体何が見えていたのだろうか。日本人が乗り越えなければならない大きな困難…。その言葉の意味をインタビュー翌日私たちは、はっきりと知ることになる。
UPDATE 2011/03/22
日本・東京
3月8日、世界最強の超能力者といわれるロン・バード氏が、忙しいスケジュールの中、アメリカから急遽来日した。どうしても今この時期に日本の人々に伝えたいことがあるのだという!?
ロン・バード氏とは、世界でただ一人、あのお固い世界屈指の経済誌「フォーブス」でも紹介された超能力者。世界各国の首脳、財界人、政治家等にも深く信頼されるホンモノといわれる超能力者なのだ。
最近では、ハリウッドスターのブラッド・ピットやケルシー・グラマーなどのサイキックアドバイザーとして、度々各種メディアに登場して話題になっている。
そもそも、ロンが世界の人々に広く知られることになったのは、1985年ニューヨークのテレビ番組から。生放送で視聴者の電話に応え、相手の悩みや未来に対して的確に言い当てる姿がニューヨーカー達の度肝を抜いたのだ。同時に、彼は世界各地の大規模な予言や、凶悪犯罪事件の解決への協力によって、更に有名になっていった。実際その後25年間、ロン・バードはニューヨーク市警や、世界各国の政府機関のために、何百もの行方不明者や行方不明の子供の調査に協力し、殺人事件を含む多数の事件を解決している。日本でも各種のテレビ番組に出演しているので、その名前を聞いたことがある読者も多い事だろう。
そんな伝説のサイキッカーとは、一体どんな男なのか?記者は待ち合わせに指定された都内某ホテルのレストランに向かった。
約束の時間に40分遅れて、巨体をゆすりながらロン・バートは現れた。穏やかな笑顔のまま握手を求められる。体同様肉厚の手はエネルギッシュだった。握手をしながら、ロンは不思議そうな顔をして記者の顔を見つめる。
「君とは昔どこかで会っていたのかもしれないな?もしかすると前世でかもしれない…」いきなりスピリチャルなコメントに驚く記者(汗)。深く青い目でじっと見つめられると心の中をのぞかれている様な気分になる。これがサイキッカーというものなのか!一瞬たじろぐが、気を取り直して質問に入る。
先ず世界最強の超能力者と呼ばれるロンさんですが、一体どんな能力があるんでしょう。例えばスプーンを曲げるとか…。
「いや、スプーンは専門外だ(苦笑)。僕にできるのはエネルギーを感じ取ること。様々な人や出来事のエネルギーを感じて、起こりうる出来事を予測する事なんだ」
つまりは予知能力や予言ということらしい。確かに、昨年11月20日の東京スポーツ紙には、ロンの予言が大きく掲載されていた。そこには「中国の日本への圧力強化」「北朝鮮の新たな脅威の誕生」「オバマ大統領に迫る危機」とショッキングな出来事が立て続けに予言されている。しかも、実際その記事が掲載された3日後、北朝鮮は韓国延坪(ヨンピョン)島を砲撃、あわや朝鮮戦争再開か!と近隣諸国を震撼させた。中国の圧力は日に日に増し、オバマ大統領は7日後バスケットボール中の事故で12針のケガを負った。こうなると、とても彼の言葉を無視する気にはなれない。ロンの能力を知れば知る程驚きは増すばかりだ。
誰もいない貸し切りのレストランの中で、ロンはソファーに腰を下ろしたままニコニコと笑っている。その笑顔にちょっと安心した記者は、用意した質問を読みはじめる。先ずは昨年予言の的中した北朝鮮問題についてだ。
ズバリ金正日の後継者、金正恩の行動についてはどうでしょう?いきなりの表舞台への登場から、かなり過激な出来事が続いているんですが?
「北朝鮮の新しい指導者、プリンスは危険な存在だね。彼がアジアの平和を脅かすキーマンとなるのは間違いないだろう。金日成がクレイジーだったとすれば、金正日は更にクレイジー。このプリンスは更に凶暴な存在になるといえる。日本にとっても韓国にとってもやっかいな存在となるだろうね」
それは聞き捨てなりません。北朝鮮のプリンスは親父以上にやっかいな存在だと…。またテポドンとか撃ったりするんでしょうか?
「ズバリ、ミサイルの発射はあるだろう。彼は自分を強く見せたい…、つまり、自己の存在を世界にアピールしたいタイプだ。自分の力を内外に認めさせる為に、強硬な手段を平気でとると思える。彼の写真からは破壊のエネルギーがほとばしっている」
やはり、北朝鮮の破壊王子には要注意と。では、その暴れん坊をどうやって押さえつけたら良いんでしょう。やはりオバマ頼りになる?
「答えはノーだ。オバマは残念だが大統領として再選される事はないだろう。北朝鮮のジュニアが本当に政権のトップに立つ頃には、オバマは政権から去っているはずだ。オバマから感じるエネルギーは急激に減ってしまっている。回復は難しいだろう」
北朝鮮問題ではアメリカは頼りにならないと。となると菅総理にしっかりしてもらわないといけません。
「難しいだろうね。プライムミニスター菅には大きなトラブルの影を多数感じる。この先も、より多くの大きな困難が訪れるだろう。正直彼のポジションは長くは持たないと感じるんだ」
アメリカも菅政権も頼りにならない!ならば僕たちは何を頼りにすれば良いんでしょうか(泣)?
「これからの日本には人気投票ではなく本当の意味のリーダーが必要になると思うよ。近く、今後の日本の行方を決める様な出来事が在るはずだ」
さて、様々なショッキングな予言を聞くうちに、アッと言う間にインタビュー予定時間が終わりに近づいてきた。
最後に、なぜこの時期に来日したのか理由を教えて欲しいのと、日本の読者にメッセージがあればぜひ!
「OK!今回の来日は、僕がどうしても今日本に行きたいと、親友であるウィークリーワールドニュースのエド・源太に頼んでセットしてもらったんだ。というのも、現在日本は大きな転換期に来ている様に感じたからなんだ。残念だが、その転換期の前に、日本の人々には非常に大きな障害が起こるように感じる。それを伝えたかったんだよ。ただ、その困難の先には次の時代をリードするたくましい日本の姿が見えるんだ。今日本では、ネットの中に逃げ込んでいるゾンビの様な若者も多いと聞く。でも今こそ君たちの力が必要なんだ。それを信じて頑張って欲しい。それが僕の伝えたかったメッセージで日本に来た理由だよ」
ロンは笑って、そう答えてくれた。
この言葉を聞いたとき、記者はロンの言葉は単なる低迷する日本経済と、増殖する無気力な草食男子に対するエールだと思った。
ロンはインタビュー後、WWNジャパンの未来についても占ってくれた。「大成功するよ!」と嬉しい言葉をもらったが、この様子は動画で添付しているのでご覧頂きたい。インタビューは、このまま楽しく終わるはずだった。
しかし…、翌日未曾有の大地震、東北地方太平洋沖地震が東日本を襲う事となった。これこそが彼の予言した、今伝えないと間に合わない日本を襲う大きな障害だったのか…。
ロン・バード…、彼は一体どこまで何を感じていたのだろうか。この困難の先に、世界をリードするたくましい日本の姿が見える。ロンのその言葉を信じたい。
このインタビューの芸能を含むロングバージョンは現在発売の週刊プレイボーイ4月2日号に「全米最強のサイキッカー ロン・バードの大予言」として掲載中だ。ロンのメッセージをもっと受け取りたい人は、ぜひ購入して欲しい。
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