今年のバットボーイ・アワードを受賞するのは誰だ!果たして昨年の週プレに続き、2年連続で日本雑誌の受賞はあるのか!結果は2月27日に発表される。
UPDATE 2011/02/23
ニューヨーク州・ニューヨーク市
今年もウィークリーワールドニュースが主催する「バットボーイ・アワード」の季節がやってきた!今年で第10回目をむかえる同賞は、2001年の911テロ以降、人々の顔から消えた笑顔を取り戻す為に、ニューヨークのタブロイド誌ウィークリーワールドニュースが、「毎年世界の人々に最も笑いで貢献した媒体、個人を表彰」している賞。国境を超えた「世界のお笑い界のアカデミー賞」と言われている権威ある賞だ。
その受賞には「高い笑いのクオリティ」に加え、「世界に通じるオリジナル性」が求められている。昨年までの主な受賞者を見るだけでもそのクオリティの高さがうかがい知れる。
• マイケル・ジャクソン(アメリカ/ムーンウォーカー)
• エルビス・プレスリー(アメリカ/エンタティナー)
• ザ・サン(アメリカ/タブロイド誌)
• ザ・オニオン(アメリカ/ウェブニュース)
• マイス・バスターズ(怪しい伝説)(アメリカ/テレビプログラム)
• サンデー・ジャポン(日本/テレビプログラム)
• 東京スポーツ(日本/スポーツ紙)
• 週刊プレイボーイ(日本/男性総合誌)他
近年アジア勢の健闘が高まる中、今年も日本から、ビートたけし編集長、所ジョージ副編集長で話題を呼んだ、ネコパブリッシングが発行するフェイクスクープマガジン「ファモーソ」がノミネートされていることが、20日NYの本社にて、WWNのCEOニール・マクギネスによって発表された。
CEOのニールはファモーソについて、「そこにある全ての記事に衝撃を受けた!日本は不思議で一杯の国だ(笑)」と全ての記事を真に受けたようで、驚きを隠せない様子。さらに「他にも日本からノミネートされている媒体や個人も在るので期待して欲しい」ということだった。
同賞は、毎回サプライズな受賞者と受賞理由も話題となっている。昨年受賞した日本のテレビプログラム「サンデー・ジャポン」の受賞理由は「ニュースで人々を笑わせ幸せにした功績は大きい」「世界で唯一信用できる報道番組と評価」というものだった。
NY本社の厳重に管理された莫大な量の「バットボーイ・アワード受賞関連資料」と、「世界各国各界のフィクサーが集められた」という審査委員会のメンバーのユニークさを考えると、今年もサプライズなノミネート者が隠されているに違いない。
WWNジャパンは、わずかに漏れ聞くサプライズ受賞者候補リストの情報中から、昨年のオバマ大統領のノミネートに続いて、今年、菅直人総理大臣がノミネート寸前にあることを突き止めた。しかし、このノミネート情報に関して、ニールは完全に否定している。
「『公約を変える』『経済にはウトイ』など、彼のジョークには人々が笑えないものが多すぎる(苦笑)」と、総理の落選の理由を語っている。総理には来年こそ国民が笑えるジョークで、日本の政治家初の受賞を期待したい。
ともあれ今年の受賞者は2月27日に発表される。先ずは雑誌部門で、昨年の週刊プレイボーイ(集英社)の受賞に続き、ビートたけし、所ジョージ両氏が編集するファモーソの受賞に期待したい。頑張れ日本!
ネコ・パブリッシング