マクドナルドは、新たな営業エリア拡大計画を発表しました。それによると、彼らは「月」に出店する計画です!
UPDATE 2011/02/09
カリフォルニア州・サンバーナーディーノ
マクドナルドの会長兼CEOジェームズA.スキナーは、マクドナルドが2015年1月に「マクドナルド・月面第一号店」をオープンする予定だと発表しました。同社は、このプロジェクトを完了するために、125億ドルもの予算を用意したそうです。これは地球上でなら、6000店ものマクドナルド・ハンバーガーショップを開ける予算になります。
月にマクドナルドのショップをオープンさせる計画について「我が社のハンバーガーは、全ての宇宙旅行者を満足させるだろう」と、スキナーは語っています。しかし、アポロ11号がはじめて人類を月に送り込んで以来、現在までに月に訪れた人間はたった12人。マイケル・ジャクソンを加えても13人しかいない。そんな状況でビジネスが成り立つのだろうか?
「我々は、もちろん2、3人の宇宙飛行士が、時々立ち寄ってくれるとは思っています。しかし、顧客の大部分はエイリアンだと思っています。我々の調理したフライドポテトが、エイリアン達にガマンできない味である事を、我々は知っているのです」とスキナーは続けた。
また、よりエイリアン達の味覚に合わせる為に、マクドナルド月面店の新メニューには、「月面限定」の新メニューが加えられる予定だという。
そこには、「アストロフライ」「火星ナゲット」そして、新しいサンドイッチ「Big天王星サンド」のように魅力的なメニューが多数あります。
スキナーは、「我々が月でレストランを開きたかったのは、宇宙へ飛び出したかったからです。我々は、すでに地球上では多すぎる程のマクドナルド・チェーン店を持っています。全ての大陸のあらゆる国にです。我々がマクドナルドのフランチャイズ店を、宇宙に拡大するのは当然でしょう。無限の宇宙こそが、次世代に我々が狙う市場なのです」と語った。
これまで、マクドナルドの月面出店に対するエイリアンの反応は賛否両論だった。一部のエイリアンが、できたてのクオーター・パウンダーが冷めるのを待ちきれず、熱々のチーズで触手をヤケドしてしまう事故が在ったりしたからです。
しかし、「地球の生物のすりつぶし」を合法的に食べられる事は、彼らにとってどんな危険にも代え難い魅力だったのです。
惑星ZeebaからやってきたエイリアンSplivzackは、「私は1951年に、はじめてロズウェルにやってきた時からずっと、マクドナルド月面店のオープンを心待ちにしていました。私達は、星間戦争が起こる度、勝利の後には地球によって人間に変装し、チキンナゲットを食べるのが楽しみでした。それは、実に楽しい思い出ですが、もうそんな苦労をしなくてすむと思うと嬉しい限りです」と語っている。
一方反対派のエイリアンは、マクドナルドがエイリアンの健康を害するモノだと声を荒げています。
「私たちエイリアンは健康志向なんです。宇宙にジャンクフードは必要在りません。私たちは地球のジャンクフードが、どれほど地球人の健康を蝕み、肥満に追い込んだかを十分に知っています」と、Bjor(洞穴住んでいる火星人)は反論しています。
しかし、最終的にエイリアン達が、月面出店が認められたという事は、ナチュラリストは宇宙でも少数派だったようです。
「我々は、なにがなんでも宇宙でのビジネス展開を成功させるつもりです!」と、スキナーは語っています。
さて、皆さんがもし月旅行にでかける機会があれば、ぜひ立ち寄って限定メニューを試して見て欲しい。そして、ぜひそのレポートをWWNの編集部まで送って欲しいのだ。我々は皆さんの協力を心からお待ちしている。