謎に包まれているコカ・コーラのレシピ。さてペルー式飲料製造法の中に答えは在るのか?
UPDATE 2011/01/27
ジョージア州・アトランタ
コカ・コーラの関係者によれば、従業員の誰かが無断でコカ・コーラの極秘レシピを、某ニュースサイトにメールで送ったらしい。
実は、そのニュースサイトとはWWNのことなのだ。そして、その投稿されたレシピにある、味の決め手の極秘調味料とは……なんと人間の唾液だという!?
今日まで120年以上、世界中の飲料メーカーがコカ・コーラの味の秘密を解き明かそうとチャレンジしてきたが、ついに解明される事は無かった。誰もが、その味の決め手となる調味料について興味を持っていたハズだが、それが人間の唾液だとは、誰が想像しただろうか?
この従業員による極秘情報によれば、コカ・コーラは人間の唾液を彼らの製品に長年に渡って使い続けてきたという。
「彼らはペルーから人間の唾液を輸入してきたんだ。なぜなら世界中でペルー人はもっともおいしい唾液を持っているから」と彼は語る。
確かに、ペルー人は、インカ帝国の時代から、何世紀にもわたって自分たちの唾液を使って飲み物を作ってきたという。チチャという人間の唾液を使って発酵させたアルコール飲料は、ペルー人の食生活には欠かせないものだ。コカ・コーラが、その製法にヒントを得たのだろうか?
情報をリークした元従業員に、なぜコカ・コーラの極秘レシピを公開しようと思ったのか?そして、そのリーク先を何故「ウィキリークス」ではなく「ウィークリー・ワールド・ニュース」を選んだのかと聞いてみた。
答えは「会社が退職金無しに自分を解雇しようとしたから。WWNを選んだのは子供の頃からWWNを愛読していて『世界で唯一信用できるニュース』だとしっているから」だと語った。中々見識の高い投稿者だ(笑)。
編集部では、早速彼のレシピ通りの製法でコーラ作りにチャレンジしてみたが、残念ながらコカ・コーラの味にはならなかった。もちろんペルー人の唾液が手に入らなかったという、不完全な状態ではあったが、この情報は正確では無い様な気がする。
情報に在ったsaliva(唾液)は、sativa(大麻)の誤りではないのか?という気がするのだ。それというのも、コカ・コーラには20世紀初頭までコカインの成分が含まれており、コカインの有害性が明らかになった後は、カフェインが用いられるようになったという都市伝説が在るのだ。
この都市伝説に常に?マークが付くのは、コカ・コーラが、「フォーミュラ」と呼ばれる製造レシピを徹底的に極秘扱いし続けていることによる。
食品衛生法によれば、全ての飲料は内容物の全てをボトルに印字しなければならないハズ。しかし、コカ・コーラは、レシピの秘密を隠すため“natural and artificial flavors”(天然素材と人工甘味料)というあいまいな表示しかしていない。これが様々な噂や推測を呼ぶ原因だろう。
さて、当のペルーでは、実はコカコーラのシェアは低い。一番人気は「インカコーラ」という黄色い炭酸飲料水だ。Dr.TAXIによると「インカコーラはINCAKOLAと書かれるCOLAとは一線を引いた地元で人気の清涼飲料。少し甘みがきついので、日本人にはインカコーラ・ライトの方が口に合うでしょう。チチャは、インカの宗教儀式では欠かせないお酒。さる酒等と同様発酵を早める為に唾液を使うのは珍しい事ではない」とのこと。
下記にチチャの製造工程の動画を記した。WWN編集部的には、これでコーラが出来るとは思えないが、あとは読者の皆さんの判断におまかせしよう。
図書出版社
売り上げランキング: 1364903