該当のR25記事のキャプチャ―画面。氏名であれ略称であれ、誤記するのはよくない。訂正も謝罪も無いというのは…(苦笑)
UPDATE 2011/01/24
東京・銀座
毎月全世界から約1億PV以上のアクセスを集めるアメリカ本家の人気面白ニュースサイトweeklyworldnews.comだが、先週末「WWNがWWFに改称した」というデマ情報がネット上に登場。ユーザーを混乱に陥れた。
このデマの原因となったニュースを報じたのは「webR25(以下「R25」)」という、正確な報道には定評のある日本の正統派一流ニュースサイト。同サイトのニュースがウィークリーワールドニュースを紹介する際に略称をWWFと記述した模様。信頼性の高いサイトだけに、多くの人々が同サイトのニュースを正確な情報と信じて鵜呑みにした為、一気にデマが広まった模様だ。
真偽を確かめるためWWN編集部がR25の該当記事をチェックすると、『「Weekly World News(以下「WWF」)」というニュースサイト』という但し書き以降、記事全般で連続4度に渡って、ウィークリーワールドニュースをWWFと記述し続けている。
一連の騒動に対し、ウィークリーワールドニュースのニール・マクギネス(同社CEO)は『weeklyworldnewsは創業以来40年以上WWNの略称を使っているが、今後もWWFに変える予定は無い』と困惑しながらファンに語っている。
一方永年WWFの略称を使用し商標登録する、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature)側も、ウィークリーワールドニュースとの関係を完全に否定している。
両社の否定により、事態は収拾に向かうかと思われたが、ますます謎は深まるばかり。読者が混乱するのも当然だろう。何よりweeklyworldnewsのスペルの中にFの文字は1文字も登場しないのだから?
編集部内では、ウィークリーワールドニュースが希少動物の保護媒体に転身するのか?と鯨食愛好家の編集部員が、涙ながらに編集長に真意を問いただす光景も見受けられた。
ここまでの混乱を招いたのはR25ほどの一流サイトが、同じミスを4度も繰り返すわけがないという信頼感からだろう。
実際、該当記事についてウィークリーワールドニュース側からも、R25の編集部に直接何点か質問したのだが、同社の編集部の説明によると、同社の該当記事は「執筆者が記事を構成し、編集部もその判断に同意」という2重のチェックを経たもので、その内容の正確さと表現には絶大な自信を持っている。問い合わせにより再度精査したが、一部見出し部に訂正を加えたが、これ以上訂正の必要を認めないという返事があったからだ。
ということは、一流サイトのR25編集部が3度までのチェックを行い、これ以上記事の内容にミスが無いと自信を持っているのなら、WWFの略称記述には何かR25編集部の独自の意図かアイデアが詰め込まれたものではいかと思われる。
謎のFの正体は何なのか、編集部内でいくつか考えてみた?
•ウィークリー・ワールド・フェイク(週刊世界のウソ)
これはこれで良い様な気がする…。
•ウィークリー・ワールド・ファンタジー(週刊世界の空想)
実に夢が在る良い名だが若干女性的か…。
•ウィークリー・ワールド・フェミニン(週刊世界の女性)
これは違う気がする?
•ウィークリー・ワールド・フットボール(週刊世界のサッカー)
既に商標登録されてるのでは?
さて、R25の編集部の皆さんにお聞きしたい。この中に正解はあったでしょうか?ただ、仮に在ったとしても勝手に我々のファンが大切にしている馴染んだ略称を無許可で変えることはお控え願いたい。
それと老婆心ながら、もしこの記事を読んで、あわてて間違いを訂正して証拠隠滅なんてことは、2ちゃんねるでネタになるだけなので止めた方がいいでしょう(苦笑)。
人間誰でも失敗をおかすものです。私たちは神様じゃありませんので、皆さんのことを「デマサイト」と決めつけたりしませんので安心して下さい。ただ、記事は、引用だけでなく、ちゃんと取材してから書いて下さいね。直接取材してたら、名前や略称なんて絶対間違えません。
これからもぜひ誠実なニュースサイトとして頑張って下さい。WWNは、R25を応援してますから!
最後にファンの皆様、ご心配おかけしましたが、WWNは略称を変えるつもりはありませんのでご安心下さい(笑)
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