世界の終末がまさかの延期に!マヤ文明の研究家が、そろって計算間違いしていた事が発覚。人類滅亡は3年延期となった。
UPDATE 2010/11/29
メキシコ・メリダ
これは喜んで良い事なのだろうか?世界中を騒がせているマヤの2012年人類滅亡説。精密なマヤのカレンダーに基づく計算の結果、2012年12月23日に人類は滅亡するという驚嘆の予言はハリウッドでの映画化も在り、世界中を震撼させた。
しかし、先日マヤの学者たちは、地球最後の日を訂正したのだ。その新しい発表によると、世界が滅亡するのは2012年ではなく、2015年になるのだという。つまり、うっかり……計算ミスをしていたというのだ。2012年に世界が終わるとするマヤの予言を恐れていた人には、朗報かもしれない。しかし、世界の名だたる著名な学者たちが揃って計算ミスをすることがあり得るのか?
この騒動の原因は、ある学術書に新しい修正が加えられたことによる。マヤ文明を研究する多くの学者が計算の根拠とする『暦と歳月/古代・中世世界の天文学と時間』の1章だ。
この計算の根拠とも言えるマヤ暦を現代暦に換算する方程式が間違っていたというのだ。これでは計算がズレるのもやむをえないだろう。
マヤ研究の第一人者ロバート・ワナメーカーによると、「過去20年のマヤ学者たちは、この資料を信じきって、うのみにしすぎだった」は指摘する。
さて、ここで問題なのは、この新たなマヤの2015年と言う人類絶滅説が、古代エジプトの人類滅亡説と一致することだ。世界の2大文明の予言が重なるというのは、かなり衝撃的な事実である。マヤの予言を半信半疑で受け止めていた人も、今度は信じないわけにはいかないだろう。
この新たな2015年人類滅亡説については、WWNのみならず、我々が最も信頼する「アジア最強の分析調査力」と言われる日本の週刊プレイボーイ取材班もエジプトで現地調査を行っている。彼らの調査結果は11月29日発売の週刊プレイボーイ50号から3週連続で発表されるというので、こちらも注目したいところだ。
果たして予言通りに2015年に世界は海の底に沈むのか、それとも火の海につつまれるのか…。ともあれ、その日まであと5年もある。悩むのは2014年からでも十分かも知れない。アルカイダに北朝鮮、世界には他にも危険な出来事が、毎日ウンザリする程おきている。我が国とて来年の安全すら予測できないのだから。