UMAの高額賞金手配の元祖となったツチノコさん。国内のUMA懸賞金額としては、いまだ最高記録を持っている。
UPDATE 2010/11/02
日本・赤磐市
28日、かつて日本中を大騒ぎさせたツチノコさん(208歳)が、日本UMA協会会長を辞任することを発表した。ブーム時には全国から寄せられた目撃情報によるテレビの特番や関連グッズの発売等、100億円以上と言われる経済効果を発揮し、国民的な人気者だった。しかし、その後、ポケモン系モンスターや、水木系妖怪と呼ばれる漫画やアニメキャラクターの台頭、「ゆるキャラ」と言うご当地限定の想像の生物の人気に押され、UMAとしての活躍の場を失っていった模様。
ツチノコさんの得意技は、ハデさはないものの、相手の意表をついて飛び出し、一瞬で去るという、スピードを活かしたイチローの様な玄人好みの幻惑プレー。しかし、その飛び道具や電撃等のハデな技を持たないスタイルが、人気の凋落を早める一因となった。
またUMA協会内では「ただ飛び出すだけでUMAと呼べるのか!」というツチノコさんへのプレースタイルに対する反論も在ったのは事実。
ツチノコさんと旧知の友人であるカッパ氏に(362歳)よると、テレビで妖怪漫画作家の妻を主人公としたドラマが大人気を得たり、作家が受勲する様子を聞き、今こそ妖怪&UMAブームの再燃!と出番を期待していたという。しかし、どのテレビ局や出版社からのお声がかからず、疎外感を深めていったようだ。
直接の引退理由は、先月、一念発起し、大サービスで秋の遠足で列を組む子供達の前にジャンプして現れたが、たった一人の子供に「変なヘビ(笑)」と言われただけで無視された事が、UMAとしての限界を感じた模様。
かつて競って共に特集を組んだ旧友のTV局のディレクターに、ツチノコ特集の企画を持ち込んだが、「もうツチノコじゃ数字が取れない。他の生きる道を探した方が良い」と言い放たれたことも、辞任に向け背中を押す事になった。
ツチノコさんは、「私も200歳を超えて、個性派ぞろいの会をまとめて行くのが体力的にきつくなって来た。若い元気な後進に道を譲り、自分はもう一度初心に帰って一UMAとして出直したい」と語っている。
この突然の報道に、WWN主任研究員のDr.TAXIは、「ツチノコさんには現在なお2010万円の賞金をかけられている。本人は謙遜するが、まだまだUMAとして一線で活躍できる力は残している。200歳という年齢を気にするが、海外ではドラキュラさんをはじめ、500歳オーバーでメジャーで活躍するモンスターも多い。日本がダメならメジャーで再チャレンジするのも手だ。生き残りの厳しいUMA界で、10年連続で日本の各種メディアに年間200回以上登場したのはツチノコさんだけ!かつての栄光を投げ捨て、1UMAとして再起をはかるというツチノコさんの今後の活躍に期待したい」と、エールを送っていた。
碧天舎
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益々、迷宮へ
衝撃の写真、記録。本物ならすごすぎ
どんな証言より信憑性がありそう
ツチノコの飼育記録、これはスゴイ!