UPDATE 2010/10/23
日本・東京
あまりマスメディアには登場しない超能力者がいる。彼らには力が無いのではなく、実は皆さんが知っている超能力者よりもスゴい能力を発揮する人も多い。ただ彼らは、マスコミの好奇の目が嫌いだったり、静かな生活を送りたいだけなのだ。
そんな隠れた超能力者の1人に石井青年(仮称)がいる。彼には、聴く者を驚かせる超能力の逸話がいくつもある。一番有名なのは、船を空中に持ち上げた話だ。
ある秋の日、小さな漁船がいつも通り港を出港して漁場に向かっていた。空は快晴。穏やかな天気に思えた日だった。ところが、その穏やかな漁港に向かって、台風が急に進路を変えて進んできたのだ。ほとんどの漁船は天気の急変を聞き出航を取りやめた。しかし、ただ一曹の漁船だけが、それを知らずに沖に向かっていた。小さな漁船にはレーダーも無く、悪天候で携帯電話も通じない。小さな漁船ではとても台風の風波に耐えられない。
このままでは、その漁船の遭難は避けられない。誰もが、もはやこれまでか!と絶望していかけていた。
それを知った石井青年は、漁船が見える丘に立ち、遥か遠くに見える小さな漁船を空中に持ち上げ、180度向きを変え、そっと船を下ろして港へ向かわせたのだ。この話は地元では知らない人のいない有名な話だ。普通に考えれば青年は大英雄だ。テレビや新聞が大騒ぎしてもおかしくない。でも彼は、それを望まなかった。
そんな石井青年は、現在、千葉県内でスナックを数店経営し、高級車を乗り回す、自由な生活をおくっているという。実生活に超能力を活用し、成功を収めているようだ。
あの時メディアに取り上げられていれば数年はスターでいられたかもしれない。しかし、あえてその道を選ばず、自分の生き方を貫いた石井青年。実は超能力者は「人と違う能力」が羨ましがられる反面、その能力ゆえ苦しむ事も多い。この国で超能力者が安心して生きて行けるようになるには、もう少し時間がかかるかも知れない。
堤裕司 日本ダウザー協会会長
1962年福岡県生まれ。10歳の時UFOを目撃、ミステリーや精神世界に興味をもつ。
1976年(14歳)ダウジングを知り実際に体験する。
1984年(22歳)日本ダウザー協会を設立。
1989年(27歳)東進カレッジ・能力開発研究所主任研究員として脳波研究に携わる。
1990年(28歳)TBS「たけしの頭の良くなるテレビ」に出演、ダウジング実験を公開。これ以降、テレビ、ラジオ、週刊誌などに多数取り上げられる。
1992年(30歳)ダウジングと科学的な測定機器による幽霊退治団体「ゴーストハンターズ」を組織、マスコミに多数紹介される。
1994年(32歳)イギリスで行われたインターナショナル・ダウジング・アソシエイション(国際ダウジング協会)の設立会議に出席。世界のダウザーと交流。
現在、日本ダウザー協会会長、日本エネルギー医学協会理事、日本竹炭竹酢協会顧問、をそれぞれ務める。
※著書
『驚異のダウジング』(太田出版)
『驚異のダウジングⅡ』(太田出版)
『驚異のダウジング(文庫 早分かり版)』(太田出版)
『ついに幽霊を捕獲した』(廣済堂出版)
『超意識の秘密』(知玄舎)
『マインドテクノロジー(上下)』(知玄舎)
『あなたもペットと話が出来る』(学研)(翻訳監修)
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弘法大師はダウザーだった。